その王国を治めるのは、わずか14才の王女「リリアンヌ」。
贅沢の限りを尽くし、国民に重税を課す彼女の「悪政」に民衆は苦しめられていた。
やがて彼女の幼き嫉妬心が隣国を滅ぼすに至り、ついに民衆は武器を手に王宮を取り囲む!
王女の傍らにいつもいた召使いの「アレン」。
その時、彼が取った恐るべき行動とは!?
「いったいどれほど尽くせば、貴方に振り向いてもらえるのだろう?」
滅びゆく王国と運命に翻弄された姉弟の「絆」の物語。